『大きな文字でとにかくわかりやすい 定年後ずっと困らないお金の話』より一部抜粋
(本記事は、頼藤 太希氏の著書『大きな文字でとにかくわかりやすい 定年後ずっと困らないお金の話』=大和書房社、2023年6月17日刊=の中から一部を抜粋・編集しています)
NISAは、NISA口座だけ開設して投資するものではありません。証券会社なら証券口座、銀行なら普通預金口座・投資信託口座も必要です。口座開設の手続きは、多くの金融機関でウェブサイト上だけで完了します。口座開設ページにアクセスし、住所・氏名などを記載してこれらの口座開設を申し込みましょう。 NISA口座も同時に申し込める金融機関もあります。
続けて、本人確認書類とマイナンバーの写しを提出します。 本人確認書類として利用できる書類は、運転免許証や健康保険証、パスポートなどです。スマホで本人確認書類の写真を送信するだけで手続きできる金融機関もあります。
審査が完了すると、金融機関からログイン用のIDやパスワードなどが送られてきます。それを利用して金融機関のウェブサイトにログイン後、指示にしたがって初期設定を行えば準備完了。 NISA口座にお金を入金すれば、商品の売買ができるようになります。
●証券会社または銀行(投資信託のみ取引可)に専用の口座開設が必要
●口座を開設できる金融機関はひとつだけ
<著者プロフィール>
頼藤 太希
株式会社Money&You代表取締役。マネーコンサルタント。中央大学商学部客員講師。早稲田大学オープンカレッジ講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生命保険会社にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に現会社を創業し、現職へ。資産運用・税金・年金・家計管理などに関する執筆、講演などを通して日本人のマネーリテラシー向上に注力すると同時に、月400万PV超の女性向けWebメディア『Mocha』や登録者1.4万人超のYouTube『Money&YouTV』を運営。『定年後ずっと困らないお金の話』(大和書房)、『マンガと図解 はじめての資産運用』(宝島社)、『はじめてのNISA&iDeCo』(成美堂出版)など著書累計120万部超。日本年金学会員。日本証券アナリスト協会検定会員。宅地建物取引士。ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本アクチュアリー会研究会員。
『大きな文字でとにかくわかりやすい 定年後ずっと困らないお金の話』