『サラリーマンは寝ながら”もっと”お金を増やしなさい!』より一部抜粋
(本記事は、加藤鷹幸氏の著書『サラリーマンは寝ながら”もっと”お金を増やしなさい!』=秀和システム、2021年8月31日刊=の中から一部を抜粋・編集しています)
登場人物 |
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私(鷹幸)……人とはちょっと違うと思い込んでいるサラリーマン 大神(師匠)……自動的にお金を生み出している自由人。鷹幸の高校の同級生 |
「鷹幸くんが最初に始めたワンルームマンション投資とは、どんな投資なのかをわかりやすく解説しよう。ワンルームマンション投資は、賃貸用のワンルームマンションを購入し、それを希望者に貸し出すことで、毎月の家賃収入を得る投資手法なんだ」
「ほかの不動産投資との違いは何ですか?」
「都心部で駅近の物件に投資をするから、空室リスクや家賃下落リスクがほとんどないのが特徴だね。個人の状況や物件にもよるけども、毎月、数千円から中には数万円プラスで物件から家賃収入が入ってくるんだ。また、数年保有すれば、売却益も狙える投資なんだ」
「いいとこ取りの投資なんですね!」
「ワンルームマンション投資の最大の魅力は、現金をほとんど使わずに始められる点なんだ。鷹幸くんは、貯金が400万円あるよね。この400万円は、投資にすぐ使えるのかな?」
「それは……無理です。妻の雅子が管理しているので、実績もないのに、相談しても却下(きゃっか)されます……」
「ということは、実質手持ち資金は0円ということだよね?」
「はい……。へそくりが15万円ほどはありますが……」
「であれば、手出しがほとんど不要なワンルームから始めるしかないね! 状況にもよるけど、少しでも手持ち資金があって自由に使えるのであれば、いきなり一棟アパートやヘッジファンドとかに進むのもあり。ありなんだけど……」
「はい! 手持ち資金がないので、ワンルーム、買います!」
ワンルームマンション投資のメリット
・家賃収入
・節税
・生命保険の代わり
・学資保険の代わり
「今回、鷹幸くんが購入する物件は、2500万円ほどのものだね! エリアにもよるけど、物件価格は1500万~5000万円くらいと幅がある。広島と東京だと東京のほうが、地価が高いのは想像つくよね?」
「はい! 転勤先で住んでいたこともあるので、なんとなくわかります! 」
「令和3年の都道府県別の公示(こうじ)地価は、東京23区で平均167万6151円/㎡、広島市で平均26万3927円/㎡と、約6・4倍の差があるんだ!」
「そんなに……。ちなみに今回の物件は、安く買えたんでしょうか?」
「喝っ!!!!! 大切なのはそこではない! 安いかどうかの価格ばかり気にしていると後で痛い目にあうぞ!」
ワンルームマンション投資で大切な3つ
(1) 物件は適正価格なのか
(2)購入後も相談に乗ってくれる業者なのか
(3)業者は、自社で物件を買い取ってくれるか
<著者プロフィール>
加藤 鷹幸
脱サラ自由人。
1986年生まれ。中堅私立大学卒業後に電子機器メーカーに就職。
思い描いていた社会人生活と現実のギャップに思い悩んだ結果、「お金」の大切さに気づく。「お金」が満たされると仕事も充実し、社内では将来の最年少役員候補と言われるようになる。
人のために役に立つことの楽しさ、感謝されることへの充足感から会社からは惜しまれつつも2019年に独立。
現在は、自身が成功した手法を多くの人に伝えるべく精力的に活動。
「お金」のために我慢する人たちを一人でも多く救うことがモットー。
座右の銘は「自動化」。
保有資格:FP2級、宅建士
『サラリーマンは寝ながら”もっと”お金を増やしなさい!』