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1ヶ月実践!我慢しすぎない節約のための家計簿

1ヶ月実践!我慢しすぎない節約のための家計簿

『ニューノーマル時代の自分で稼ぐ力』より一部抜粋

(本記事は、もふ社長@もふもふ不動産氏の著書『ニューノーマル時代の自分で稼ぐ力』=株式会社KADOKAWA、2021年2月10日発行の中から一部を抜粋・編集しています)

お金を貯めるには、次の2つしかありません。

・収入を増やす
・支出を減らす

水道の蛇口から収入が入ってきて、池に貯まります。そして支出という川になって流れ出ます。なるべく川をせき止めないと池は干からびてしまいます。
会社員の場合、収入は把握していると思いますが、支出はわかりにくいですよね。

そこで、みなさんにお願いがあります。 1カ月でいいので、何にいくらお金を使っているのか調べて欲しいのです。 そうです。家計簿です。「ゲッ!」という声が聞こえてきそうですが、一生のうち1カ月だけです。あとは前述のエクセル表だけでいいので、 とにかく1カ月、頑張ってください。僕はノートに使ったお金を細かくメモしましたが、今ならスマホの家計簿アプリを使っても便利だと思います。ジュースを買ったとか、ちょっとしたお金をメモし忘れても大した影響はないので、とりあえず続けることが最優先です。
1年でまとめて払う自動車税などは、12で割って1カ月分を出してください。 それを、下の図の家計簿の科目を参考にして、それぞれ集計してみます。結果を眺めて、無駄なものはないか、どこが簡単に減らせそうか、考えます。この時、食費などの生活費を切り詰めたり、好きなものを買わずに我慢しよう、といった努力はおすすめしません。
精神的に辛くて反動を生むばかりか、さほど費用対効果はないからです。
それよりも比較的簡単に、小さな負荷で大きく支出を減らす方法があります。

○固定費を削減する
固定費とは毎月ほぼ決まった金額を支払うものです。これを見直すと生活の質は下げずに節約できるのと、毎月自動的に継続されるので効果も大きいです。
例えば、こんなものはどうでしょう?

・保険を見直す(保障内容がかぶっていたり、手厚すぎたりしませんか?)
・SIMフリーのスマホにする(Wi-Fi があれば、不便はないのでは?)
・不要な車を手放す(都心ならレンタカーやタクシーのほうが安いかも)
僕は現在車を所有していません。このお陰で駐車場代、保険代、税金などを合わせると月7万円ものお金が浮いています。毎日タクシーで2000円払っ てもおつりが出ます。元々、毎年のように車を買い替えていた僕でしたが、 ページで記したように夢を書いたら「僕の人生にかっこいい車は必要ない」と気づいたのです。そこで、最初はS2000というスポーツカーからプリウス に乗り換え維持費を安くしました。その後サラリーマンを辞めてからはプリウスも売り、レンタカーとタクシーを使用しています。

その他、もしクレジットカードのリボ払いをしているのなら即行でやめましょう。 20%近くの金利がかかってしまうため、お金は減っていく一方です。 また、見栄のために高いものを買っても本当の満足感は得られません。僕も 欲しいものがある時は、絶対に必要か、心から好きか、自問自答しています。 そして、副収入が増えてきても生活のレベルを上げないことです。収入が増 えた分、支出を増やせば当然お金は貯まりません。これまでに多くの方がこの 罠に陥って失敗したのを見てきました。収入が増えると、誘惑に襲われます。その誘惑から逃れられた人だけが資産を蓄えることができるのです。

ニューノーマル時代の自分で稼ぐ力
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