1億円から10億円まで、何年暮らせるかをシミュレーション

働かずに生きるためには、どれだけの資産が必要か知りたいと思いませんか? 資産1億円、2億円〜3億円、7億円、そして5億円・10億円で何年暮らせるかをシミュレーション。ライフスタイルや世帯形態ごとに異なる生活年数を詳しく解説している記事をご紹介します。

働かないで一生暮らすには1億円が必須?本当に必要な金額と増やし方を解説

2024年7月20日 資産管理

1億円の金融資産で2人以上の世帯が暮らせるのは約30年。今回ご紹介する記事では、具体的なシミュレーション結果をもとに「1億円で何年暮らせるか」「一生暮らすには何億円必要か」を解説します。さらに資産1億円を達成するための方法についても学べる記事をピックアップしています。

1億円で何年暮らせる?何億円あれば一生暮らせるか徹底解説

1億円の金融資産を保有している場合、2人以上世帯の生活費としては約30年分にあたるため、必ずしも一生暮らせるとは限りません。本記事では具体的な数値を用いて、「1億円で何年暮らせるか」「何億あれば一生暮らせるか」を細かくシミュレーションしました。

今回のシミュレーションは将来の物価変動を考慮していないため、ライフスタイルや家族構成が同じでも想定通りの生活を続けられるとは限らない点には注意しましょう。

1億円で暮らせるのは約30年、一生暮らすには約1.8億円が必要

一般的な生活費の2人以上世帯を想定すると、1億円の資産で暮らせるのは約30年です。30歳の夫婦が平均寿命まで暮らす場合は、約1億8,848万円の資産が必要になります。

以下の表は、本記事で行ったシミュレーションの結果をまとめたものです。シミュレーションの詳細は、後ほど紹介します。

世帯構造 1億円で暮らせる年数
単身世帯
(一般的な生活費)
年金あり:51.5年
年金なし:60.4年
単身世帯
(平均以上の生活費)
年金あり:39.4年
年金なし:46.1年
2人以上世帯
(一般的な生活費)
年金あり:28.6年
年金なし:38.5年
2人以上世帯
(平均以上の生活費)
年金あり:24.4年
年金なし:32.8年
世帯構造 一生暮らすのに必要なお金
単身世帯
(一般的な生活費)
20歳:1億2,400万円
30歳:1億400万円
40歳:8,500万円
単身世帯
(平均以上の生活費)
20歳:1億6,200万円
30歳:1億3,700万円
40歳:1億1,100万円
2人以上世帯
(一般的な生活費)
20歳:2億2,300万円
30歳:1億8,800万円
40歳:1億5,300万円
2人以上世帯
(平均以上の生活費)
20歳:2億6,100万円
30歳:2億2,000万円
40歳:1億7,900万円

上記はあくまで目安であり、実際の年数・金額は家族構成などで変わります。

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2億円~3億円で何年暮らせる?資産運用だけでも一生暮らせるか解説

2024年4月26日 資産管理

2億円~3億円の資産があると、平均的な暮らしでは何年暮らせるのでしょうか。本記事では単身世帯と二人以上世帯に分けて、2億円~3億円で一生暮らせるかをシミュレーションしました。

2億円~3億円あったら何年暮らせる?

2億円の資産で何年暮らせるかをシミュレーションした結果、平均水準の生活では単身世帯で99.4年、二人以上世帯で56.6年という結果になりました。資産3億円で同様のシミュレーションを行ったところ、単身世帯では149.1年、二人以上世帯では85.0年暮らせる結果になっています。

以下の表は、本記事で行ったシミュレーション結果をまとめたものです。「余裕のある生活」は平均の生活費に月5万円を追加した暮らし、「裕福な生活」は平均の生活費を2倍にした暮らしを想定しています。

<2億円で暮らせる年数>

単身世帯 二人以上世帯
平均水準の生活 男性:95.1年
女性:103.5年
平均:99.4年
56.6年
余裕のある生活 男性:74.0年
女性:79.0年
平均:76.5年
48.4年
裕福な生活 男性:47.5年
女性:51.7年
平均:49.7年
28.3年

<3億円で暮らせる年数>

単身世帯 二人以上世帯
平均水準の生活 男性:142.7年
女性:155.3年
平均:149.1年
85.0年
余裕のある生活 男性:111.0年
女性:118.5年
平均:114.8年
72.6年
裕福な生活 男性:71.3年
女性:77.6年
平均:74.5年
42.5年

2億円以上の資産があれば、単身世帯は裕福な生活でも50年程度は暮らせることが分かりました。一方で、二人以上世帯は生活水準が高すぎると、暮らせる年数が30年未満になる可能性があります。

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7億円で何年暮らせる?平均的な生活費なら100年以上、働かなくても大丈夫?

2024年7月18日 資産管理

7億円の資産があると、平均的な生活では何年暮らせるのでしょうか。また、銀行預金の利息や株式の配当金だけで暮らすことはできるのでしょうか。本記事では7億円で暮らせる年数や、利息・配当金だけでの生活をシミュレーションしました。

まずはシミュレーション結果を簡単にご紹介し、その後に前提条件や計算方法についても解説します。

7億円で何年暮らせる?平均的な生活なら200年~350年

7億円の資産で平均的な生活を送る場合、単身世帯では348年、二人以上世帯では198年ほど暮らせます。毎月の生活費を2倍にしたとしても、約100年までは安定して暮らせる計算です。

本シミュレーションの生活費は、総務省統計局による家計調査(2023年分)を参考にしています。家計調査のデータは全国の平均値であるため、お住まいの地域や実際のライフスタイルによって結果は変わる可能性があります。

また、年金については加入者によって受給額が異なるので、本シミュレーションでは考慮していません。物価の変動についても考慮していないため、将来的にインフレによってシミュレーション通りの生活が送れなくなる可能性があります。

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資産5億円・10億円で何年暮らせる?シミュレーション結果を紹介

2024年1月30日 お金の使い方

多額の資産があると、早期退職をしてゆったりと暮らしたり、配当金や利息だけで生活をしたりなどの選択肢が生まれます。実際に5億円や10億円の資産を持っている人は、何年くらい暮らせるのでしょうか。

本記事では複数の生活水準や世帯形態に分けて、資産5億円・10億円で何年暮らせるかをシミュレーションしました。

資産5億円では約53年、10億円では約106年暮らせる

裕福な生活水準の2人以上世帯を想定すると、資産5億円では53.3年、資産10億円では106.6年ほど暮らせます。本記事では複数の条件で、5億円や10億円の資産で何年暮らせるかをシミュレーションしました。

<シミュレーション結果>

平均的な水準の生活 余裕のある生活 裕福な生活
単身世帯
(資産5億円)
257.5年 159.1年 79.5年
2人以上世帯
(資産5億円)
143.2年 106.6年 53.3年
単身世帯
(資産10億円)
515.1年 318.3年 159.1年
2人以上世帯
(資産10億円)
286.5年 213.2年 106.6年

仮に毎月の生活費を100万円としても、資産5億円では約40年、資産10億円では80年ほど暮らせます。よほど裕福な生活をしない限りは、安定した暮らしが続くと考えられます。

ただし、実際に何年暮らせるかは、ライフスタイルや家族構成、お住まいの地域などによって変わります。ご自身の生活費を基準にしたい人は、本記事を参考にしながらシミュレーションをしてみてください。

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異なる資産額とライフスタイルに基づいて、何年働かずに暮らせるかをシミュレーションした記事を紹介しました。実際には個々の生活費や家族構成、地域の違い、物価変動などが大きく影響しますので、ご自身の状況に合わせた計画を立てることが大切です。自分の資産でどのように生活していくか、この記事を参考にしながらシミュレーションを行い、より現実的なライフプランを立ててください。

※本記事は資産運用に関わる基礎知識を解説することを目的としており、資産運用を推奨するものではありません。また、過去の実績は将来の運用成果等を保証するものではありません。

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