Stay Home中に観たいマネー映画3選【1分で読める】

新型コロナウイルス感染防止に伴う外出自粛のため、自宅で動画や映画を見て過ごしている人も多いかもしれません。しかし、在宅期間も長くなり、そろそろ家で観るコンテンツも尽き始めてきたころではないでしょうか。そんな人のために、今回はおすすめのマネー映画を3本紹介します。

紙の月(2014年)

「紙の月」は、銀行で契約社員として働く主婦が、顧客のお金を横領し国外逃亡、人生の破滅に向かう姿を描いた作品です。最初は1万円を借りるだけのつもりで、顧客の預金に手をつけた主人公。しかし、あれよあれよという間に返しきれない金額に……。

登場人物が銀行員、若い愛人、横領というと特殊なケースと捉えてしまうかもしれません。しかし、買い物依存症やカードローン地獄のように、「お金のトラブル」は誰にでも起こりえるものです。自分の金銭感覚を狂わさないよう、ブレーキ点検する意味でも観ておきたい映画の一つです。

おいしいコーヒーの真実(2008年)

トールサイズのコーヒーは1杯330円。うちコーヒー農家が手にする金額はわずか3~9円(1~3%)ほど。コーヒー豆を作る生産地と、その価格を決める市場を対比して、困窮し破産せざるを得ないコーヒー農家や生産地の現状を映し出すドキュメンタリー映画です。

利益追求やコストカット、労働生産性などは経済発展のために必要なことですが、その裏には犠牲があることも忘れてはいけません。観る人の立場によってさまざまな捉え方ができそうですが、明日からの行動を変えるきっかけを与えてくれる映画かもしれません。

インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実(2011年)

経済が悪化していく中、再び耳にすることが多くなった「リーマンショック」という言葉。本作は、金融業界を代表する投資家や政治家、大学教授などキーパーソンとなる人物へのインタビューをもとにリーマンショックの経緯と原因の真実に迫るドキュメンタリー映画です。

難しそうな題材ですが、この作品は世界金融危機の構造と原因を分かりやすく説明しています。いわゆる「うまい話には裏がある」という意味を学び、自分自身の投資ルールをあらためて考えるきっかけになるかもしれません。

マネー映画からお金の流れや経済の仕組みを学ぼう

経済方面にも大きな影響を及ぼしている新型コロナウイルスの流行。収入が減ったり、株価下落の影響を受けたり、自分とお金の出入りがこれまでと変わり、お金について考えざるを得なくなっている人も多いかもしれません。この機会に、お金の流れや経済の仕組みを楽しみながら学びたいものですね。今回ご紹介した映画からまずは1作品鑑賞してみてはいかがでしょうか?

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