株で損した時にやってはいけない「リベンジトレード」とは?【1分で読める】

コロナショックで抱えた損失に悩まされている投資家も多いのではないでしょうか。損をすると、人間は無意識にリベンジトレードに走ります。今回は、リベンジトレードの意味やリベンジトレードを抑制する方法をわかりやすく紹介します。

リベンジトレードとは?損失を抱えた人が陥る罠

リベンジトレードとは、損失を抱えた時に、必要以上に投資に資金を投じたり、売買の回数を増やしたりしてしまうことです。「負けを取り戻したい」という心理から、無意識にこのような行動に走る投資家は数多くいます。

しかし、多くの投資家たちが、「リベンジトレードは失敗する」と断言しています。リベンジトレードを繰り返すうちに、取り返しがつかないほど損失がふくらみ、退場を余儀なくされることも少なくありません。

損失を抱えた時こそ、意識的にリベンジトレードを抑制することが大切です。

リベンジトレードを防ぐ3つの方法

感情任せのリベンジトレードに走らないようにするための方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

リフレッシュできるルーティンを取り入れる

投資で何より大切なのは、感情的にならず、冷静な投資判断を行うことです。冷静さを欠いた状態で、いい投資はできません。コーヒーを飲む、ジョギングする、歌を歌うなど、自分がリフレッシュできるルーティンを取り入れてください。

損切ルールを徹底する

いつも以上に意識して、損切ルールを徹底することが大切です。一番よくないのは、問題のある株式に投じる資金を増やすことです。損失は損失として受け入れ、ルールを守り抜きましょう。ルール厳守を徹底したほうが、後悔も少なくてすみます。

口座残高を見る回数や時間帯を決める

損失が気になって、口座残高を見る回数が増えたという投資家も多いでしょう。口座残高を見すぎることは、冷静さを欠くことにつながります。見たからといって、結果が変わるわけではありません。1日のうち見る回数や時間帯を決め、ルールを厳守するようにしましょう。

「休める」という個人投資家の強みを生かす

一番大切なのは、「自分がリベンジトレードに走りそうな状態にある」ということを意識することです。意識しないことには、抑制策をとることもできません。

投資経験があると自負していても、予想以上の損失を抱えると、人間は冷静さを欠いてしまうもの。時には「逃げるが勝ち」という状況もあります。まずは冷静でない自分の状態を把握して受け入れ、一つひとつ対策していきましょう。

個人投資家は、休むことができるのも強みです。テクニックと同じくらいメンタルも重要だということを理解し、リベンジトレードに走らないよう注意しましょう。

関連リンク:個人投資家でもベテランに勝つ!「プロ」に学ぶ投資手法

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