「ケチな人」ではなく「倹約家」になるには?【1分で読める】

「ふだんの移動は無料のシャトルバスを使う」「歩ける距離は歩く」「外食ではアプリのクーポンをまめに使う」など富裕層でも意外と質素なライフスタイルに徹する人もいます。彼らはケチなのでしょうか。それとも倹約家なのでしょうか。そこで今回はケチと倹約はなにが違うのか。また、ケチがなぜ損なのかについて考えてみます。

他人に迷惑をかけない、不快にさせない

倹約家は、他人に迷惑をかけないことが特徴です。例えばなにかのお金を出し合わなければいけないときに、自分だけ出し渋るような真似はしません。また、外見も大事にしている傾向です。倹約家は、ブランド物ばかりで身を固めるようなことはしませんが、常に清潔感のある格好を心がけています。周囲に不快な思いをさせないよう配慮するからです。

一方、ケチな人は外見をまったく気にしません。シャツの襟やズボンのすそがすり切れたりセーターに毛玉ができたりしてもおかまいなしです。大事に着ることは悪いことではありませんが、外見は周りからの評価にも影響します。周囲はそんな人を遠ざけるようになり、人間関係ひいてはビジネスにも支障をきたしかねません。

他人に使ったお金は戻ってくる

倹約家はムダに交際範囲を広げるような真似をしませんが、仲間との関係は大切にします。冠婚葬祭や誕生日などのプレゼント、部下や後輩との飲み会、転任時の餞別、子供へのお年玉、新築祝いなど、親しい仲間と関わりにおいて出費を伴う機会は少なくありません。

倹約家はこうしたときに使うお金を決して渋ったりしないものです。それは、仲間との絆を深め強めるために必要なお金であり、めぐりめぐってビジネスやプライベート面でプラスに働くと考えるからです。

もちろん、お金を使ったからといって人間関係が良くなるとは限りません。しかし、無二の親友であっても、ちょっとしたケチな考えで人間関係にひびが入る可能性はあります。信頼のできる仲間は他に代えがたい資産であると、倹約家は認識しているのです。

自己中心的なケチな人、他人をおもいやる倹約家

一般的にケチな人は、行動が自己中心的で周りを不快にさせます。周囲との人間関係もギスギスするなど、結局は自分が損をします。一方で倹約家は、常に周囲の気持ちをおもんばかります。他人が不快にならない範囲で節約を考え、大切な仲間との人間関係に役立つ支出は惜しみません。

コストの低さにおいて、ケチと倹約家は似ているものですが、そのふるまいは大きく異なるものです。ケチは意外なところで損をしてしまうもの。倹約家となるために、自分の行動が自己中心的で周りを不快にさせていないかを確かめてみましょう。

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