ESG投資と資産形成の両立が期待できる!『インベスコ 世界グリーンボンド・ファンド』の魅力と特徴

地球温暖化や海洋汚染が深刻になる中、世界的に環境意識が高まっています。ここでは持続可能な社会の実現に貢献しつつ、長期的かつ安定的な利回り確保を目標とする「インベスコ 世界グリーンボンド・ファンド」の魅力や特徴について解説します。

インベスコ 世界グリーンボンド・ファンドとは?

『インベスコ 世界グリーンボンド・ファンド』は、日本で初めて主としてグリーンボンドに投資を行うことを目的とした追加型公募投資信託です。*

世界有数の資産運用会社「インベスコ・グループ(米国)」が運用するファンドで、集められた資金は環境関連プロジェクトの債券に投資されます。

運用会社 インベスコ・アセット・マネジメント株式会社
投資対象資産 日本円以外の先進国の通貨建てのグリーンプロジェクト関連の債券(グリーンボンド)
為替ヘッジ 「為替ヘッジあり」「為替ヘッジなし」のいずれかを選択

環境関連の投資商品は世界中にありますが、その中でも同ファンドは厳正な投資基準を設けることで、「環境への貢献」と「長期的・安定的な利回り」を同時に実現することが期待されます。

インベスコ 世界グリーンボンド・ファンドの4つの魅力

『インベスコ 世界グリーンボンド・ファンド』の主な魅力は、以下の4つです。

・持続可能な社会の実現に貢献できる
・長期的かつ安定的な利回りを期待できる
・分散効果が期待できる
・高い専門性を有する運用会社

ここからは、それぞれの魅力を詳しく紹介していきましょう。

1.持続可能な社会実現に貢献できる

『インベスコ 世界グリーンボンド・ファンド』の投資対象となるグリーンボンドは、投資先を環境改善事業に限定した債券です。

再生可能エネルギーや省エネルギー、水資源管理などに関する事業に資金が用いられるため、同ファンドを購入することは、SDGsへの貢献にもつながると言えるでしょう。

また、グリーンボンドには資金管理の報告が義務づけられているので、資金使途や投資先などの透明性も高いといえます。

2.長期的かつ安定的な利回りを期待できる

スペシャリストがグリーンボンドを厳選して投資しているため、長期的かつ安定的な利回りを期待できることも同ファンドの魅力です。

具体的には以下のような分析を行うことで、価格変動のブレ幅を最小限に留めることを目指した運用です。

スペシャリストによる分析 概要
クレジット分析 発行体の信用力に関する分析。業界の動きや競争力、事業戦略、規制など、さまざまな角度から調査が行われている。
ESG分析 ESGの各項目(環境・社会・ガバナンス)に関する調査。発行体のESGに関する評価を、継続的にモニタリングしている。
流動性分析 銘柄の流動性に関する分析。12段階評価による細かい分析を行うことで、銘柄の安定運用を目指している。

上記の他、「資金使途・資金管理・報告・外部検証」を分析する適合性チェックも実施されているため、信頼できるファンドのひとつといえるでしょう。

3.分散効果が期待できる

同ファンドの投資対象であるグリーンボンドは、相対的に米国の主要資産との相関が弱いことも特徴です。

主な資産 世界グリーンボンド指数との相関係数
世界投資適格社債 0.89
米国国債 0.51
米国リート 0.48
米国株式 0.22

(※いずれも米ドルベース)

相関係数は、1に近づくほど価格連動性が高くなります。グリーンボンドは特に米国国債や米国リート、米国株式との価格連動性が低いため、米国の主要資産と組み合わせると分散投資の効果を得やすいかもしれません。

4.高い専門性を有する運用会社

『インベスコ 世界グリーンボンド・ファンド』を運用するインベスコ・グループは、S&P500に採用されている独立系の資産運用会社です。

30年以上にわたってESG運用商品を提供しており、運用資産額は約170兆円とファンドの運用会社として十分な実績があります。

これらの実績は外部からも評価されており、国連PRI(責任投資原則)による年次評価では「A+」を4年連続で獲得しました。

2022年1月31日現在のポートフォリオにおいても安定的な利回り(マザー・ファンドにおける最終利回り2.5%)となっており、長期で安定的な利回りの獲得を目指して厳選投資を行う運用です。

購入する上で押さえておきたいポイントは?

『インベスコ 世界グリーンボンド・ファンド』にはさまざまな魅力があるものの、いくつか留意しておきたい点もあります。

ここからはファンドの特徴とともに、意識しておきたいポイントを紹介します。

1.ローリスク・ローリターン型の商品

同ファンドが投資対象とするグリーンボンドの下落率は、相対的に低めです。過去の実績において、世界グリーンボンド指数の月次最大下落率を米国株式と比べると、3分の1程度に抑えられています。

ただし、同ファンドはリスクを抑える代わりにリターンも抑えられる「ローリスク・ローリターン型」のファンドです。ハイリターンを期待できる商品ではないため、その商品特性を理解しておくことが重要です。

2.グリーンウォッシュの存在

グリーンウォッシュとは、あたかも事業が環境に配慮しているかのように見せかけることです。実際には環境を改善する効果がなかったり、調達資金が環境事業以外に使われたりします。ESG投資においては軽視できない存在であり、リスクが比較的抑えられた投資信託も例外ではありません。

同ファンドでは前述の分析や適合性チェックを行うことで、グリーンウォッシュ銘柄を排除するために厳格な銘柄選定を行っています。

世界グリーンボンド指数における銘柄数は741(2021年8月末現在)なのに対し、同ファンドのポートフォリオでは、銘柄数を111に厳選した商品です。(2022年1月31日現在)

3.さまざまな価格変動リスクがある

同ファンドの主な基準価額の変動要因は、以下のとおりです。

・金利動向や政治情勢などによる価格変動リスク
・発行体や取引先の信用リスク
・投資対象国のカントリーリスク
・為替変動リスク
・流動性リスク

ファンドは元本が保証されている商品ではないため、上記のリスクがあることを念頭に置いてください。

ローリスクな資産形成の選択肢として

SDGsの影響で環境面に目が向けられるなど、近年の投資市場は状況が大きく変わりつつあります。また、投資においては米中問題やインフレなど、不確実性の高いリスクも軽視できません。

これらを踏まえると、『インベスコ 世界グリーンボンド・ファンド』は「環境への貢献」と「長期的・安定的な利回り」を両立することが期待できる可能性が高い貴重な選択肢といえるため、資産形成に興味のある方は検討してみるのも良いでしょう。

___________
*2008年以降に設定された国内公募投資信託(償還済みを含む)で、信託約款や目論見書などの開示情報からグリーンボンドが主要投資対象と判断できる投資信託としては、当ファンドが初めて設定されるファンドです。(2021年8月末現在、QUICK資産運用研究所調べ)
グリーンボンドは2008年に世界銀行グループの国際復興開発銀行が、世界で初めて「グリーンボンド」という名称で債券を発行したことが始まりといわれています。

上記は Wealth Roadのスポンサー企業であるインベスコ・アセット・マネジメント株式会社が2021年10月に設定・運用を開始した「インベスコ 世界グリーンボンド・ファンド<為替ヘッジあり>/<為替ヘッジなし>」について、株式会社ZUUが取材・編集して作成した情報提供用の記事であり、記事で紹介している情報は過去の実績等であり、将来の投資成果を示唆あるいは保証するものではありません。また、上記ファンドの売買や投資を推奨するものでも、将来のファンドの値上がりを保証するものでもありません。

■インベスコ・アセット・マネジメント株式会社の投資信託に関する注意事項は下記の通りです。
ファンドの投資リスク
ファンドは預貯金とは異なり、投資元本は保証されているものではないため、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。ファンドの運用による損益はすべて受益者に帰属します。ファンドは実質的に外国の債券など値動きのある有価証券等に投資しますので、金利動向の影響や組入れた公社債などの発行者の信用状況の悪化・倒産、為替レートの変動の影響などにより、基準価額が下落し損失を被る場合があります。購入のお申し込みの際は、投資信託説明書(交付目論見書)をあらかじめ、または同時にお渡ししますので、必ず内容をご確認いただき、ファンドの内容・リスクを十分ご理解のうえ、ご自身でご判断ください。
基準価額の変動要因として、①価格変動リスク、②信用リスク、③カントリー・リスク、④為替変動リスク、その他の留意点などがあります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
※基準価額の変動要因は、上記に限定されるものではありません。

お客さまにご負担いただく費用
投資信託は、ご購入・ご換金時に直接的にご負担いただく費用と信託財産から間接的にご負担いただく費用の合計額がかかります。
【直接的にご負担いただく費用】
●購入時手数料:購入の申込受付日の翌営業日の基準価額に販売会社が定める3.30%(税抜3.00%)以内の率を乗じて得た額
●信託財産留保額:ありません。
【信託財産で間接的にご負担いただく費用】
●運用管理費用(信託報酬):投資信託財産の純資産総額に年率0.913%(税抜0.83%)を乗じて得た額とします。
●その他の費用・手数料:
組入有価証券の売買委託手数料、資産を外国で保管する場合の費用などは、実費を投資信託財産中から支払うものとします。これらの費用は運用状況などによって変動するため、事前に具体的な料率、金額、計算方法および支払時期を記載できません。
・監査費用、目論見書・運用報告書の印刷費用などは、投資信託財産の純資産総額に対して年率0.11%(税抜0.10%)を上限として、毎計算期間の最初の6カ月終了日および毎計算期末または信託終了のとき、投資信託財産中から支払うものとします。
※お客さまにご負担いただく費用の合計額については、保有期間などに応じて異なりますので、表示することができません。

【当資料のお取り扱いにおけるご注意】
当資料は、情報提供を目的としたものであり、法令に基づく開示書類でも特定の金融商品の投資勧誘を目的としたものでもありません。当資料は信頼できる情報に基づいて作成されたものですが、その情報の確実性あるいは完結性を表明するものではありません。また、過去の運用実績は、将来の運用成果を保証するものではありません。当資料で詳述した分析は、一定の仮定に基づくものであり、その結果の確実性を表明するものではありません。分析の際の仮定は変更されることもあり、それに伴い当初の分析の結果と差異が生じる場合があります。当資料の中で記載されている内容、数値、図表、意見などは特に記載がない限り当資料作成時点のものであり、今後予告なく変更されることがあります。
ファンドの購入のお申し込みの場合には、投資信託説明書(交付目論見書)を販売会社よりあらかじめまたは同時にお渡ししますので、必ず内容をご確認の上、ご自身でご判断ください。 投資信託は預金や保険契約と異なり、預金保険機構または保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。また、登録金融機関は投資者保護基金には加入しておりません。ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリングオフ)の適用はありません。ファンドは、実質的に国内外の値動きのある有価証券など(外貨建資産には、為替変動リスクもあります。)に投資しますので、基準価額は変動します。したがって、元本が保証されているものではありません。これらの運用による損益はすべて受益者の皆様に帰属します。

商号等:インベスコ・アセット・マネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第306号
加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会

C2021-12-592

Recent Posts

  • マーケットビュー

弱含みか正常化か?大局的な視点で見る世界経済

※インベスコ・アセット・マネジ…

1か月 ago
  • マーケットビュー

FRBは景気後退を回避するために金融政策を再調整

※インベスコ・アセット・マネジ…

1か月 ago
  • マーケットビュー

日本:金融市場から見た石破新政権

※インベスコ・アセット・マネジ…

1か月 ago
  • マーケットビュー

中国:広範囲の金融緩和政策とその評価

※インベスコ・アセット・マネジ…

1か月 ago
  • お金の使い方

S&P500に100万円を投資! 10~30年後をシミュレーション

S&P500と連動する…

2か月 ago
  • 資産管理

新NISAのつみたて投資枠は貯金代わりになる? 5つの違いを解説

新NISAで安定運用を目指すと…

2か月 ago