家で快適に過ごすために大きな家に住みたい、新しい設備が充実した家に住みたいという憧れをいだいたことはありませんか。しかし、家賃や住むエリアといった制約を受けることも多く、誰もが満足する家に住むことができるわけではありません。そこで一役買うのが「ホームガジェット」です。ちょっとしたホームガジェットに投資することで日々の暮らしを快適にしてみませんか。
ホームガジェットとは、テクノロジーを活用し、より暮らしの快適度を上げていくためのアイテムです。スマートホームという言葉があるように、今やIoT(モノのインターネット)の発達により、多くの家電がインターネットとつながることができるようになっています。これらをうまく活用することで快適な暮らしを得ることができるのです。
では、どのようなホームガジェットに投資すればよいのでしょうか。おすすめのホームガジェットを3つ紹介します。
(1)1台で複数の機能をこなす、スマートスピーカー
1つ目はスマートスピーカーです。Amazon EchoやGoogle Homeなどが代表例になります。
スマートスピーカーは人工知能が搭載されたスピーカーで、2018年は世界で1億6,000万台以上販売されています。単純に音楽を再生するだけでなく、ニュースや天気予報を再生したり、また、スマートスピーカーから日用品を注文したりすることができるものもあります。まさに音声でインターネットを利用することができるのです。また種類によっては家電と連動させることで、家電の操作をスピーカー上で行うこともできます。
(2)カギもIT化させる?スマートロック
買い物時の支払いはキャッシュレス、ちょっとした外出ならスマートフォン1台で事足りる時代になりつつあります。スマートロックを利用すれば「家のカギ」も例外ではありません。
スマートロックは、スマートフォンにアプリをダウンロードすることで、スマートフォンをカギがわりにすることができるのです。スマートフォンでカギの状態を管理することで、今カギが開いているかどうかも把握できるため、防犯にも役立つと言えるでしょう。Qrio Lockなどが代表的なスマートロックになります。
(3)リモコンを1本化。スマートリモコン
テレビやエアコン、オーディオ、電気といった家電を利用する際、リモコンの管理に煩雑さを感じたことはありませんか。1部屋に多くのリモコンがあるのは管理するのも手間ですし、整頓するのを面倒くさいと感じる人も多いでしょう。
そこで便利なのがスマートリモコンです。すべての家電をスマートフォンで操作できるようになるため、リモコンの整理や置き場所に悩んだりすることがなくなります。またスマートスピーカーと連携させることで、スマートスピーカーを通じて音声で家電を操作できるようになります。スマートリモコンは、eRemoteなどが代表的なガジェットです。
(4)すべての家電がIoT化する?スマートプラグ
すべての家電がスマートリモコンに対応していれば便利ですが、リモコンがない家電の場合にはスイッチを入れたり切ったりしなければなりません。そのような時に使いたいのがスマートプラグです。コンセントに差し込むだけで、その家電をスマートフォンで操作できるようになります。スマートリモコン同様、スマートスピーカーと連携させれば、IoT対応していない家電まで音声でコントロールできます。TP-LINKのスマートプラグが代表的なスマートプラグになります。
ホームガジェットであれば数万円前後の投資で済むことがほとんどです。数万円の投資で快適な暮らしが得られるのであれば、リターンは大きいと言えるのではないでしょうか。ぜひ、ホームガジェットに投資して、QOLの向上を目指してみてはいかがでしょうか。