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(画像=cunaplus/Shutterstock.com)

“増えるお金”と“減るお金”その使い方の違いとは?【1分で読める】

“お金を増やしたい”と思った時、真っ先にすべきことは、お金の使い方を見直すことです。このステップを省いて、高配当な株や投資信託などの金融商品、稼げる副業に飛びついても、かえってお金が減ってしまうということも……。今回は、お金の使い方を見直す視点や、意欲的な人が陥りがちな「投資」貧乏について解説します。

お金の使い方は3種類!「浪費」「消費」「投資」の違いを知ろう

お金の使い方は、次の3つに分けられます。

浪費……払った金額>価値
例:断り切れずに参加した飲み会代、読まなかった書籍代など

消費……払った金額=価値
例:家賃、食費、通信費など

投資……払った金額<価値
例:仕事のスキルアップにつながる書籍代、大切な人への贈り物など

お金を増やしたいと思うなら、まずは自分のお金の使い方を見直し、「浪費」「消費」「投資」の何にどのぐらいお金を使っているかを分析しましょう。

「浪費」と「消費」については、削れる部分がないか見直してみてください。「浪費」については、一次会は参加するけれど二次会は断る、とか、書籍を購入する前にレビューを読む、といった自分なりのルール決めをしましょう。「消費」については、食事はできるだけ自炊する、スマホは格安SIMに変更する、などのような節約方法があります。

そのうえで、できるだけ「投資」目線でお金を使えるようになることが、お金を増やす最短ルートです。

意欲的な人ほど陥りがちな「投資」貧乏のワナ

ここで注意したいのが、「浪費」と「投資」の見極めです。先ほどの例に、“読まなかった書籍代”と“仕事のスキルアップにつながる書籍代”があることに、気づいた人もいるでしょう。

意欲的な人は成長したいと思うあまり、自己投資に過剰にお金を使ってしまってはいませんか。通信講座を申し込んだり、セミナーに参加したり、書籍を購入したり。しかし、その後の実践に生かせなければ、それは「投資」とはいえません。

「投資」のつもりが実は「浪費」になってしまっている、というケースは意外と多いものです。身に覚えのある人は、今後注意していきましょう。

「投資」の皮をかぶった「浪費」を見極める方法

まったく真逆でありながら、実は見極めが難しい「投資」と「浪費」を、どのように判断すればいいのでしょうか。答えは簡単で、数ヵ月後に効果測定をするのです。

お金を使った瞬間は「投資」と思っていたのに、数ヵ月経ってみると「浪費」だったと気づく。この経験を繰り返す中で、だんだんと自分にとっての「投資」の皮をかぶった「浪費」を見極められるようになります。

「浪費」を減らし、本来の意味での「投資」を増やすことで、お金に対する効果や価値がどんどん大きくなります。結果、お金も増えていくでしょう。「浪費」「消費」「投資」を正しく区別し、納得のいく結果を得られるようなお金の使い方を習得していきましょう。

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