資産形成の対象となる投資は、「ペーパーアセット(株式・投資信託など)」「不動産」「その他(現物など)」に大別できます。実際には、株式や不動産に投資しつつ、預貯金などの安全性が高い資産も保有することでバランスを取っている人が多いでしょう。
ペーパーアセットや不動産に比べ、「その他」の投資に目を向ける人は、あまり多くありません。しかし「その他」の中にも、魅力的なものはたくさんあります。その中のひとつとして、「アンティークコイン」と呼ばれている、100年以上前に発行された通貨について解説します。
目次
アンティークコインの魅力とは
言うまでもなく、投資では「少ないリスクで、多くのリターンを得る」ことが理想です。しかし、一般的にリスクとリターンは比例しているため、両者のバランスを考慮してポートフォリオを組む必要があります。投資対象としてのアンティークコインには、どのような特徴があるのでしょうか。
再生産されないため「値上がりしやすく、値下がりしにくい」
現在、多くの富裕層がアンティークコインに投資していると言われています。希少性が高い一部のアンティークコインには、「値上がりしやすく、値下がりしにくい」という特徴があると言われているからです。これには、歴史的な裏付けがあります、アンティークコインは再生産されないため価値が上がりやすく、下がりにくいのです。
現物資産のため「価値が安定」「持ち運びが容易」
現物資産であることも、投資対象としての強みと言えます。現物資産と言えば不動産を思い浮かべる人が多いと思いますが、「価値が安定している」「持ち運びが容易」という強みは、アンティークコインや宝飾品などに限られます。
「高いデザイン性」と「歴史的・文化的な価値」がある
他の投資商品との違いは、「高いデザイン性」と「歴史的背景がある」ことでしょう。これらは、富裕層を魅了する理由でもあります。投資対象となるアンティークコインは、美しいデザインもさることながら、歴史的・文化的な価値も持っています。二度と生産されない希少性も相まって、その金銭的価値も下がりにくいのです。
アンティークコインという“実物”に投資する
資産の安全性を高めるためには、分散投資をする必要があります。すでにペーパーアセットや不動産に投資している人は、分散投資の一環としてアンティークコインを候補に入れてみてはいかがでしょうか。知れば知るほど、奥が深いアンティークコインの世界に魅了されることでしょう。
※上記はご参考情報であり、アンティークコインへの投資を推奨しているものではなく、その結果を何ら示唆・保証するものではありません。